ライフスタイルから考える間取り
時代が移り変われば人のライフスタイルも変わります。 かつてはスタンダードだった間取りでも、現代では使いづらさを感じるかもしれません。 例えば和室3部屋+台所と、昔ながらの間取りのこちらの戸建て。 現代の生活になじまない和室を無くし、ひとつなぎの空間が開放的なLDKに変更しました。 また、玄関からLDKに入ってすぐのところに大容量のウォークインクローゼットを新設。たくさんの洋服や物に囲まれる現代に適した、使い勝手のよい収納を確保しました。 リフォームで、あなたのライフスタイルにぴったりの間取りを実現しませんか?
日本「ならでは」の落ち着き空間
リフォーム前、廊下だった部分を思い切って広縁にリノベーション! 広縁とは、広い縁側のこと。 リビングダイニングの一角に、日本ならではのくつろぎ空間を設けました。 広縁から見える窓は既存を生かしたもの。ひとつひとつが大きいので窓枠に邪魔されることなく四季折々の景色を楽しめます。古い物件だからこその良さを活かした広縁です。 広縁の床には、リノベーション畳を使用しています。和のエッセンスを加えながらも、お手入れ楽々!現代風にアレンジした落ち着き空間を実現しました。 【畳仕様】キツタカ Re・ノベーション畳 ラテブラウン
キッチンに一工夫で団らんを作ります
先述の通り、こちらの物件ではリビングとダイニングキッチンがシームレスに繋がるよう間取りを変更しました。 しかし、構造上どうしても撤去できない大黒柱があり、キッチンだけが壁に囲まれてしまうことがネックになっていました。そこで考えた解決策が、キッチンとリビングの空間をつなぐカウンター風の小窓を作ること。 キッチンからリビングや玄関まで見渡せるので、団らんの場から離れることなくお料理が可能です。 【キッチン】Panasonicリビングステーション V-style
この先も、この家と暮らしていくために
築56年とかなり古いうえ、過去に増築の履歴のあるこちらの物件。既存部分はなんと戦前に建てられました。 長い年月を経ると当然、修繕・交換が必要な部分が出てきます。 特に心配な耐震については設計士と相談のもと、必要な耐震補強を施しています。 暮らしの安心のためには、内装を綺麗にするだけではなく、安全面も見直し、手を入れることが大切です。