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安全な暮らしを!中古戸建てにおける、玄関の鍵交換事情と交換費用をご紹介!

目次

1.はじめに
2.中古戸建ての鍵交換事情について
3.鍵の種類について
  物理錠
  デジタルキー
5.鍵を交換以外でセキュリティを強化する方法
  防犯カメラを設置する
  モニター付きインターホンを設置する
6.スマートキーについて
7.まとめ

1.はじめに

中古住宅を購入したら玄関の鍵は交換されていると思いますか?多くの方が「当然交換されているだろう」と思うのではないでしょうか。
この記事では中古戸建てにおける、鍵交換事情と安心で安全な生活を送るためのポイントをご紹介していきます。

2.中古戸建ての鍵交換事情について

中古戸建の玄関の鍵は交換されていないことが多い。驚かれるかもしれませんが、これが事実です。

中古戸建ては、購入者の57.9%※に「価格が適切だったから」という理由で購入されており、価格に重きを置いて購入されていることが分かります。そのため販売業者は、コストカット実施。できるだけ安い価格でお客様に販売するために、玄関の鍵が交換されていないことも多くあります。ですので、中古住宅購入の際は、鍵交換がされているかを確認することをお勧めします。

弊社では、販売時に鍵交換実施の有無をお客様にお伝えしております。鍵交換をしていない物件の鍵交換を希望される場合は、しっかり鍵交換をしてお引渡しいたします。(有料オプション)

3.鍵の種類について

玄関の鍵といっても、時代の流れとともに進化し、様々な種類の鍵が存在します。
中古住宅に使用されている鍵も、築年数によってまちまちです。戸建て住宅に使用される主な鍵の種類とそれぞれの特徴をご紹介していきます。

物理錠

物理錠とは、鍵穴に鍵を挿して開け閉めを行う、一般的な住宅に使用されている鍵で、以下のような種類があります。

ピンシリンダー

鍵の片側のみに溝があり、その溝と鍵穴が一致することで開錠します。鍵の溝が片面のみなので、防犯性は他と比べると高くありません。

ディスクシリンダー

鍵の両側に溝があり、その溝が鍵穴と一致することで、開錠します。ピンシリンダーに比べ、鍵の溝が両方にあり、複雑な構造と特殊な鍵の形状なので、ピンシリンダーと比べて、防犯性は高くなります。

ロータリーディスクシリンダー

鍵の両側に溝があり、鍵の形状はディスクシリンダーと同様にも見えます。ですが、鍵穴が複雑化しております、ディスクシリンダーと比べて、防犯性が高くなっております。

ディンプルシリンダー

鍵の表面に凹みが彫られた特殊な鍵で、鍵穴と一致することで、開錠します。ロータリーディスクシリンダーと比べて、防犯性が高く、最近建てられる住宅に使用されております。

デジタルキー

近年、鍵穴と鍵が存在せずに、玄関扉の施錠ができる、デジタルキーが普及しております。物理的な鍵を必要とせず、暗証番号や指紋認証・スマホアプリなどを使用して錠を開閉することができます。物理的な鍵が不要なため、鍵を紛失するリスクがありません。
最新のマンションなどで使用されていることが多く、使用者ごとのアクセス履歴を記録し、制限もかけられるため、住人が変わってもセキュリティ管理がしやすい特徴もあります。

5.鍵を交換以外でセキュリティを強化する方法

セキュリティという観点で見ると、鍵交換ではなく、別の方法でセキュリティを強化するという選択肢もあります。鍵の交換ではなく、これらの方法を検討してみても良いかもしれません。

防犯カメラを設置する

防犯カメラは、近年多様化し、手軽に設置できるものも増えました。機能面でも、ただ単に「記録する」だけではなく、リアルタイムの映像をスマホで確認できるものもあります。自宅の様子をリアルタイムで確認できるので、外出時も安心ですよね。

防犯カメラを設置することで、不審者を抑止し、犯罪リスクを減らすことができます。万一の際は、映像は貴重な証拠となります。

モニター付きインターホンを設置する

モニター付きインターホンは、訪問者の顔をはっきりと確認できます。そのため扉を開く前に、訪問者を確認でき、見ず知らずの人が訪問してきた時は、対面での対応をせずに済みます。訪問者の映像を記録し、後から確認することもでき、不在時の訪問者をチェックする際に便利です。

6.スマートキーについて

既存の玄関鍵に専用の装置を取り付けて、スマホなどで施錠を解除できる「スマートキー」はご存知でしょうか?近年、その使いやすさと手ごろな価格から、利用者が増えております。

スマートキーは設置方法も簡単で、専門知識も必要ありません。スマートフォンアプリを使用して、鍵の解錠を行うことができ、アクセス履歴などが確認できる機能を持った製品もあります。価格も5000円~30000円程度と手頃なので、気軽に試すことができます。
※スマートキーを購入する際は、事前にお住まいの玄関鍵に取付できるかを、確認しておきましょう

7.まとめ

ここまで、中古戸建ての鍵交換事情と主に玄関に使用されている鍵の種類の紹介、鍵交換にかかる費用、鍵以外でセキュリティを強化する方法などを詳しくご紹介しました。 

物理錠は時代の流れとともに、進化して、防犯性も高まっております。またデジタルキーも普及しており、物理的な鍵を持たずに、施錠の開閉を行うことができます。

中古戸建ては、鍵交換がされていないこともあり、交換する際にどの程度費用が掛かるのかは、是非紹介した事例を参考にしてみてください。

また、鍵の交換以外の方法でも、住まいのセキュリティを強化することができます。

中古戸建てを購入する際は、これらの情報を参考にして、「鍵を交換」「セキュリティ面」について考え、安心と快適な暮らしを実現しましょう。

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