LDKは、使いやすさをカタチに。
築古物件の特徴の一つに、広いLDKが無いことが上げられます。食卓と居間が独立している住宅がほとんどです。
この戸建ても例外ではありません。1階はダイニングスペースと和室で区切られ、築44年の歴史を感じる間取りでした。
しかし、現在では、家族が集うリビングは広く利便性の高い空間にしたいと願う方も多いはず。
そこで、1階全体をLDKにリノベーション!広く明るいLDKが誕生しました。
さらに2つの使いやすさをプラスしました。
1つ目は、間仕切りや下がり天井を取り払い、開放的な空間にしたことです。天井高を確保したことにより、背の高い家具を置けるようになりました。
2つ目は、ダウンライト付きのワークスペースです。(写真中央、大きめのインテリアグリーンが飾られているスペース)
以前和室の床の間があった場所を利用して作りました。壁に囲まれた空間は、集中して作業をするのにうってつけです。天井にはダウンライトを取付け、足元にはワークスペース専用のコンセントを設置しました。お子さんの勉強スペースにいかがですか?
【リビングダイニング フロアタイル仕様】サンゲツWD-892
【リビングダイニング クロス仕様】サンゲツSP-2836 、SP-2804
時を経ても変わらない魅力
築古の住宅には、築古ならではの良さがあります。
こちらの物件の場合ですと、写真左手に見える立派なタイル壁。
ナチュラルブラウンで仕上げた内装を、タイルの深いブルーが差し色となって全体を引き締めています。
適度なレトロ感が、優しい雰囲気を醸していますよね。
このように既存の良さを行かせるのが、築古の良さの1つです。
ゼロから同じような施工をすると、非常にコストが掛かりますが、良い部分を残して活かす施工をすれば少ない費用でイメージにあったお住まいを作ることができます。
【玄関 フロアタイル仕様】サンゲツWD-892
諦めないで!リフォーム工事で耐震性能を向上できます
旧耐震から新耐震基準にする工事、費用や日数がかかりそう…
そんな不安をも解決するリフォーム方法があります!
「耐震パネル」を利用すれば、壁や天井を壊すことなく、室内から耐震補強工事を行えます。大規模な工事ではないため、工事日数も少なく、コストも抑えられます。
この物件では、キッチンや1階の収納、2階の和室などいたるところに施工しました。筋交いの補強と併せて行い、地震に強い家に生まれ変わりました。